手順1：予算を立てる

注文住宅を建てるにあたって、まず決めていかなければならないのが「予算」です。
しかしその予算の決め方によっては、簡単に予算がオーバーしてしまいます。
そうならないために大切なのは総予算を考えるということです。

これを知るにはリサーチが必要ですが、リサーチにもいろいろな方法があります。

たとえば同程度の年収を得ている友人などに総予算はどれくらいだったかを聞いてみたり、銀行の窓口や工務店に相談に行ったりなどすると、予算について参考になる意見を得られるでしょう。

手順2：土地探し

注文住宅の手順として、次にやるべきなのが土地探しです。
土地をすでに持っていればその手順も省かれますが、近年は核家族化により新しい土地に注文住宅を建てるというケースが多くなっています。
この土地探しというのも、注文住宅の手順ではとても重要になってきます。
土地によって相場も変わってきますし、「どんなところに住みたいか」といった希望も反映させる必要があります。

手順3：依頼先決定と工事請負契約の締結

次に行いたいのが、注文住宅づくりの依頼先の決定です。
工務店なのかハウスメーカーなのかなどをじっくりと考え比較しながら選んでいくことが大切です。

依頼先が決まった後には、その業者と工事請負契約の締結を行います。
このときから、住宅ローンの準備も始めていく必要がありますし、もしつなぎ融資が必要であればそれについても考えていかなければなりません。
工事を始めるにあたっては着手金の支払いが必要になりますから、その支払い時期や支払額等も確認していくようにしましょう。

また注文住宅は、どんな住宅にしたいかという話し合いの場を持つことも重要です。
具体的なイメージを業者へと伝えられるように、もし理想に近い住まいの写真があればそれを持参してみるといいでしょう。
ただ予算によってはそれが不可能になる場合もありますから、そこにも柔軟に対応していく必要があります。