注文住宅を建てようというとき、早い段階で行うのが土地選びですが、その土地選びにはいくつか注意点があります。
まずチェックしておきたいのがその土地の地盤です。
地盤が弱ければ、最悪の場合せっかく建てた注文住宅が倒れてしまうなんてこともありますし、普段は何も影響が見られなくても地震の際に地盤の弱さが露呈するなんてこともあるのです。
土地の近くに川があり、候補となる土地が昔は川であった可能性が考えられたり、池や沼の埋め立てによってできた土地である可能性が考えられたりする場合、地盤が弱いこともあるため注意が必要です。
注文住宅におけるトラブルで「イメージしていたのと違う」といった類のものはよくあります。
それを避けるためには、打ち合わせの内容を議事録などにして残しておくといいでしょう。
これは自分たちにとってだけでなく、相手方にとってもプラスになりえることです。
記録を残さないと「言った言わない」の応酬になってしまいますので、こうした注意点は是非覚えておきましょう。
また、こういう注文住宅にしたいというイメージをきちんと共有することも重要です。
言葉だけでは伝わりづらいと思ったのなら、イメージをイラストにしたりイメージに近い写真を見せたりしてもいいでしょう。
着工後はなるべく現場に顔を出すようにするといいでしょう。
「何度も行っては迷惑だ」などと思うかもしれませんが、進行状況などをこまめにチェックするためにはこまめに足を運ぶことが重要です。
しかし仕事などで忙しければなかなか現場へと足を運ぶことができませんが、その場合は施工が次のステップに進むごとにその様子を写真に収めてもらうようにするといいでしょう。
そして職人さんたちとの関係を良好にするためには、たまに差し入れをするなど心配りを見せることも大切です。
注文住宅での注意点についてもよく理解し、失敗のリスクを減らしていきましょう。