注文住宅に必須！断熱材とは

断熱材は夏は涼しく、冬は暖かく過ごすために欠かせないもので、注文住宅できちんとこだわりたいものの一つです。
断熱材と言っても素材や方法によって値段や特徴が様々であるため、充分に知識を持ったうえで自分に合ったものを見つけることが必要となります。
また、注文住宅では壁の中に断熱材を入れたり、壁に直接断熱材を取り付けたりと、様々な断熱の方法があるため、そちらも気にしながら断熱材を選びましょう。

断熱材の種類

注文住宅で選択できる断熱材はいくつもの種類がありますが、その中でも2つの種類に大きくわけることができます。
まず一つ目は繊維系の断熱材で、最も利用されている頻度の高いグラスウールやロックウール、セルロースファイバーといった繊維の間に空気をため込み、外の温度を遮断するものです。
これらの中でもグラスウールは価格も安く、メンテナンスフリーのため、注文住宅だけでなく、最も一般的に利用されている断熱材です。

もうひとつの種類は発泡プラスチック系の断熱材で、ポリスチレンやウレタンを化学反応させ、気泡を多く含んだ構造に仕上げて、断熱性を高めています。
こちらは繊維系を比較すると高価になりますが、断熱性能が高く、湿気に強いため、注文住宅の壁の中の断熱材として使われることが多いようです。

断熱材の選び方

断熱材は種類によって長所と短所があります。
まず、繊維系の断熱材は比較的安価で、防音性能を持っているものが多いため、家の中の音を外に漏らしたくない方などにもお勧めです。
しかし、繊維系断熱材には湿気に弱いものがあるため、湿気の多い土地に注文住宅を建てる場合は施工が難しい事もあります。

次に繊維系断熱材は比較的高価で、防音性能を持っているものが少ないですが、繊維系を比較して、断熱性能が高いものが多く、湿気に強いため、どんな注文住宅でも利用しやすいです。
このようにどちらもメリットとデメリットがあるため、注文住宅を建てる際は両方をうまく組み合わせて利用すると良いでしょう。