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BELS表記について

近年は、エコや省エネに社会が敏感になりました。
昔の自動車は、燃費よりもエンジン性能・パワー・加速度が重視されていましたが、今では燃費が最も重要でハイブリッド車やEV(電気自動車)が注目を集めるようになっています。
そんな風潮からか、建築物でも省エネを求められるようになり、「BELS(ベルス)」という表示を見かけるようになりました。

BELS表記とは


BELSは「Building-HousingEnergy-Efficiency-LabelingSystem」の略語で、ベルスと読みます。
建物の省エネ性能を比較するツールになっています。
全て同様の計算式に則り、一次エネルギー消費量を算出します。
車のように、建物の燃費を測定すると考えると分かりやすいでしょう。

国交省が定義としている「建築物の省エネ性能表示のガイドライン」に基づいた認証制度のひとつが、BELS(ベルス)となります。
運営は住宅性能評価・表示協会が行っています。
既存の建物や新築物を対象として、一次エネルギーの消費量から省エネルギー性能を5段階の星マークで評価し表示します。

住宅へのBELS表記について


BELS表記は2015年7月に「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律(建築物省エネ法)」が公布されてから、一部建築物で開始されています。
2017年4月に完全施工が予定されていますが、住宅では2016年4月1日からBELS表記(エネルギー消費性能の表示制度)がスタートしています。
省エネ基準適合レベルの見方としては、以下のようになります。

[設計一次エネルギー消費量÷基準一次エネルギー消費量=BEI(数値)]
最高は5ツ星です。
[住宅 0.8BEI 5ツ星、0.85BEI 4ツ星、0.9BEI 3ツ星(誘導基準適合レベル)、1.0BEI 2ツ星(省エネ基準適合レベル)、1.1BEI 1ツ星]です。
非住宅用途1(学校・事務所・工場等)が一番基準が厳しく、非住宅用途2(ホテル・病院・飲食店・百貨店等)、住宅の順になります。

昔は何も表示のなかったBELS表記ですが、住宅を新たに購入する時にはどのレベルにあるのかを知っておく事も大事かもしれません。
今後、あらゆるものに省エネ基準が設けられる前例として理解しておきましょう。