玄関の設計ポイント

ドアについて

まず開き戸についてですが、方開きや両開きなど様々な種類があります。
開き戸を選ぶ際のポイントとしては、ドアが開く外側のスペースや角度を考えた上で選ぶことです。
また車イスや足の不自由な方への考慮も視野に入れるなら、それも都合して選ぶ必要があるでしょう。

次に引き戸ですが、こちらはバリアフリーでも良く使われる、高齢者や身体障害者の方へ優しい扉となっています。
しかし左右どちらかへ戸をスライドさせる構造ですので、そのスペースが無ければ間口が狭くなるデメリットも存在します。
これに対しては、スライドした戸が壁に収納されるタイプの引き戸もありますので、検討してみるのも良いでしょう。

またこれらのドアは金属製か木製か、または断熱扉によって防犯性や耐久性が変わってきます。
金属製はデザイン性には富んでいますが結露に悩まされる方が多く、一方木製は断熱効果もあり冷えにも強いので結露に悩まされる心配も低いのですが、メンテナンスに気を使わなければならないデメリットもあります。