注文住宅を依頼する際には、間取りに悩む人も多いと思います。
そして間取りを決める際には、階段が多きく影響します。
その形状、位置、大きさなどによって、住宅の間取りを大きく左右しますので注意が必要と言えるでしょう。
住宅というのは、それぞれ異なった機能を持った部屋の集まりと言えます。
家の部屋の広さは住んでいる家族によって様々ですが、その中で階段は最低寸法が決まっていますので、それに見合った間取りにする必要があります。
また異なった機能を持った部屋を上手くつなげる役割も担っています。
最近の住宅では上下階をつなぐ以外に、オブジェ的な工夫もよく見られるようになりました。
その種類も様々ですが、大きく分けて次の2つに分類できます。
直進階段は、一直線に上り下りする形状です。
上がる場所と辿り着く場所が異なります。
こちらは登る途中に踊り場があり、その踊り場から折り返す形状のものです。
折り返し階段は上がる場所と辿り着く場所が同じです。
折り返し階段は安全性が高い反面、直進階段と比べて面積が必要です。
住宅の間取りを考える時、最初に玄関の位置と階段を決める方法がおすすめです。
これら2つを決めることで、廊下の位置や長さ、いわゆる生活動線が決まります。
そのためこの生活動線を考えることで、住宅の階段の位置は自然と決まってくることになります。
家族全員のプライバシーを保ちやすい形状にするのか、または家族の気配をいつも感じられるような形状にするのか、しっかり考えることが大切です。
それぞれメリット、デメリットがありますので、じっくりと検討して決めていくことをオススメします。
注文住宅の場合、家の間取りがとても大切です。
様々な間取りの注文住宅がありますが、その中で階段の果たす役目はとても大きなものと言えます。
依頼する場合はじっくりと検討して決めていきましょう。