床暖房の種類と特徴

注文住宅を建てるときに知っておきたい床暖房の仕組み

昭和以前は畳の部屋が多く、床で過ごすことが少なかったのですが、最近ではフローリングの床で暮らすスタイルが主流となっています。
そのため、床の冷たさをなくすために床暖房を設置する家庭が増えています。

注文住宅では床暖房は「温水を使うタイプ」と「電気を使うタイプ」から選択することが可能です。
温水の場合ではボイラーやガスでお湯を沸かし床下を循環させて暖めるもので、電気の場合では床に組み込まれたヒーターによって暖める仕組みになっています。

注文住宅を建てる場合には、床暖房の種類を選び、それに合った床材などを選択して取り入れることになります。
床暖房の普及に伴い注文住宅ならではの個性を出せる素材が増えてきているので、たくさんある種類から希望のものを選ぶことができるようになっています。

床暖房は注文住宅を建てる際に導入しておくのがおすすめ

床暖房を取り入れる際には費用がかかるために、導入を先送りにし、必要になったときに取り入れようと考える人も多いようです。
しかし、床暖房の導入は注文住宅を建てる際に導入するのが一番効率的なのです。

その理由は注文住宅では床暖房の設備工事を立てる際に行いますので、後々大掛かりな工事を行う必要が無いからです。
さらに一番の問題として、費用の点で大きく差が出てしまいます。
注文住宅の場合、床暖房の導入には設備費用のみがかかりますが、後からの導入の場合には、床暖房用の床材に取り替える必要があるので、設備費プラスリフォーム代もかかってしまいます。
どちらにしろ設備費以外のコストが高くついてしまうのです。
こうしたことを考慮し、注文住宅を建てる際に床暖房も検討・導入しておくのが一番コストも手間もかからずおすすめです。