注文住宅に防音室を作りたい時 | 株式会社タウンズホーム 千葉の注文住宅 タウンズホーム 自然素材の家 工務店千葉
 
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注文住宅に防音室を作りたい時

音はどうして漏れるのか?


注文住宅を建てる際、音に関する要望は人それぞれ持っていると思います。
何を目的に防音室を作るのかによって、防音の程度も費用も変わってくるものです。

まず音はどうして漏れるのかをご説明しましょう。
木造であっても鉄筋であっても、外壁と内壁の間には何らかの空気を含んだ空間があります。
音は空気振動によって運ばれますので、「部屋と外部との隙間を如何になくすか」を解決しない限り、音漏れは続くでしょう。

楽器の音の大きさ


普通に会話する程度の音量は、60デシベルだといわれています。
比較として、地下鉄のホームに電車が入って着た時は100デシベル、空港で耳にする飛行機の飛び立つ音は120デシベルです。

では、これを楽器に置き換えた場合のことを考えると、どの楽器も大抵100デシベル前後の音量を出す、ということを知っておいて下さい。
ギターは80デシベル、ピアノは100デシベル、ドラムは120デシベルです。
つまり、隣近所を気にせずに楽器で演奏したい場合は、JIS規格で定められている「遮音等級(Dr等級)」を満たした防音対策を取らなければなりません。

目的に合わせた防音対策


防音室を作る時、使用する楽器や主な演奏時間によっても施さなければならない防音レベルは変わってきますが、家の造りが木造なのかコンクリート系なのかによっても大きく変わります。

具体例として、木造建築で6畳程のピアノ部屋を作りたいとします。
まず四方の壁と床、天井に防音パネルや遮音性に優れた材料を入れます。
そしてピアノと触れる床には、振動を抑える為にゴムパットを惹くことになるでしょう。
窓は作らないかできるだけ小さくし、防音サッシを入れた上に最低でも二重窓となります。
ここまでの施行が最低限のラインとして、費用はだいたい300万円です。

目的に合わせた防音室を作る必要性と費用については、だいたい分かって頂けたと思います。
その他に気をつけなければならないこととして、防音室に設置する空調の有無や配管などがありますが、素人には難しい話にもなってきます。
信頼できる業者を、根気良く探すことをおすすめします。



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